Metal sheet work
屋根板金工事について
屋根板金工事とは
建物には雨どいやダクトなど様々な金属板金が使用されています。
建築用金属板金とは、金属をシート状または板状に加工して構造用もしくは装飾用のために加工された金属を指します。
屋根にもさまざまな金属が使用されています。ガルバリウム鋼鈑などの金属屋根が一般的ですが、たとえばスレートや金属屋根の棟(建物の一番高い頂点部分)に使用される棟板金など、屋根の端や継ぎ目になるような部分で、適切に雨を排水して内部に水が入らないように保護する重要な役目をはたしています。
屋根板金の主な種類
棟板金(むねばんきん)
棟とは、住宅で最も高い部分を指します。瓦屋根では棟瓦を取り付けますが、スレートや金属屋根の場合は金属部材を使用するため棟板金と呼ばれています。
棟板金は屋根が重なる頂点部分になり、屋根を固定して内部に水が入らないように保護しています。20年以上前はトタンを使用していましたが最近では錆びに強いガルバリウム鋼鈑を使用するのが一般的です。
谷板金・谷樋
屋根の谷部とは、二つの屋根が面が交わってV字の谷状になった部分を指します。すべての屋根にあるわけではなく鋸屋根、複合屋根など複雑な屋根の形状にあることが多いです。
ふたつの屋根面から雨水が集まりその雨水を樋に流す重要な箇所あり、雨漏りしやすい場所でもあります。
屋根同時が接するため隙間ができやすく、隙間を防いで内部に雨が入らないようにガルバリウム鋼鈑などの板金で樋を作っています。この板金を谷板金(もしくは谷樋)と呼びます。
水切り(みずきり)板金
屋根の軒先や壁と接している部分などにつける板金を水切り板金と呼びます。
様々な種類があり、設置する場所によって名称が異なります。例えば軒先に設置する軒先水切り板金や、雨どいがついていない屋根の端部であるケラバに設置するケラバ板金、屋根と軒先が接する屋根の軒先部分である壁どまり部に設置する壁止まり板金などがあります。屋根の端部分は雨が侵入しやすい場所です。
いずれも雨を適切に排水して内部への雨の侵入を防止して、雨漏りを防いでいます。
屋根板金の注意すべき症状
屋根板金は特に雨漏りが発生しやすい場所で雨の侵入を防いでいるため劣化しやすい部材です。屋根板金が劣化していると雨漏りにつながるため、定期的な点検を依頼して劣化症状がみられる場合には早めの修理を検討してください。
棟板金などの釘のゆるみや抜け
棟板金を固定している釘は太陽の熱による熱膨張と伸縮を繰り返すことで築7~10年程度でゆるんで抜けてきます。釘が抜けてくると、そのわずかな隙間から湿気や水分が内部に入り込み、中の木材を痛めてしまいます。また釘が緩むと強風の際に棟板金が風で飛ばされるリスクも高まります。
棟板金の貫板の腐食
棟板金は、貫板と呼ばれる下地板の上から板金を固定しています。貫板は木材でできているため、雨が内部に入ると腐食しやすくなります。腐食が進むと内部の防水シートや、屋根材にも傷みが広がってしまうため、雨漏りの原因にもなってしまいます。
錆の発生
屋根板金は金属ですので、経年によって錆びが発生してきます。錆びは一度発生すると自然に治まることはありません。錆びが進行すると広がり穴が空いてしまうこともあります。穴が空いてしまうとそこから雨水が内部に侵入するため錆びが発生している場合には早めに錆び止め塗装などの補修が必要です。
ゴミや落ち葉が溜まる
谷板金は屋根の二面から集まった雨水の通り道なので、流れてきたゴミや落ち葉が溜まってしまうことがあります。特にゲリラ豪雨などで短期間に一気に雨や強風が来た場合に急に詰まってしまうと、うまく排水ができなくなり、周囲にあふれてしまいます。堆積がひどい場合には雨漏りに発展しまうため、特に周辺に公園や大きな木などがある場合には注意してください。
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